免疫型アルゴリズムによる巡回セールスマン問題
(Traveling Salesman Problem:TSP)の解法
免疫型アルゴリズムの有効性と応用について研究しています。免疫型アルゴリズムとは、生体の免疫機構を真似たアルゴリズムで、遺伝的アルゴリズムに類似個体の抑制機構を加えたものです
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ここでは、免疫型アルゴリズムを巡回セールスマン問題に応用したものを紹介します。
「世代」というのは、計算を繰り返す回数です。上図から分かるように、世代を重ねれば重ねる程、より理想に近い(得点の高い、ここでは最短経路に近い)結果が得られていることが確認できます。このように、最適化手法では、処理を繰り返すことでより良い準最適解を次々に生み出すことができます。